ロンロン&ドンキーワールド


パートナー犬ロンコとチワワのマコのブログです。
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これでいいの? 小規模作業所


 国の障害者福祉政策は、近年、どんどん変わってくるので、普通にありのままにくらすことだけを考えているおばさんの作業所にとっては、国の新しい施策を理解するだけでも、アップアップしてしまうのです。といっても、ドンキーワールドのような小規模作業所は、国の障害者福祉政策の外にある、いわゆる、無認可の施設なんですけどね。

 重症心身障害者施設での勤務からはじめて、障害者の福祉・教育の分野でのおばさんの37年間を振り返ってみると、このドンキーワールドは一番小規模な施設で、財政的にもなんともたよりのない施設ですけど、ここに通ってきているメンバーの顔は今までの施設や養護学校や地域で出会った障害児・者よりも、一段と輝いているように見えます。

 それでは、これでいいのかというと、今のドンキーワールドの生活が、これからも保障される理由はひとつもないのです。おばさんはこの37年の中で、法人の常務理事や施設長などの管理職と呼ばれるものや、養護学校の教員や、障害児の幼児学級などでも、直接障害者と関わる仕事をしてきました。思い出してみると、いづれの立場でも忙しい毎日だったように思います。しかし、今のドンキーワールドでの仕事量にくらべれば、かなり余裕のある生活でした。昨年から、障害者の指導員がひとり加わりましたが、朝夕の送迎から、パンなどの仕入れ、販売、メンバーの指導、事務処理、重度の身体障害者のトイレなどの介助、さらには作業所の掃除までをこなしていくには、時間も体力も並大抵のものではないのです。今は健康にめぐまれ、ほんとうに楽しみながら働かせてもらっていますが、自分が作業所に来れなくなったらどうなるかを考えると、ふっと目の前が暗くなってきます。すべての作業所とはいえないでしょうが、今の作業所の運営は、指導員に大きな負担の上に成り立っているといっても過言ではないのです。

 作業所に通ってくるメンバーにとっては、きょうがよければそれでよいかもしれませんが、作業所を運営しているものは、その状況をよりよくする使命があります。作業所で輝きはじめたあの顔を曇らせない努力が求められるのです。でも、今の精一杯の現状で、これ以上のことを求められても、どうにもてなりませんよね。

 そこで、この国の障害者福祉政策を勉強して、解決策を見出したいと思うのですが、最初に書いたように、なにやら、どんどん難しい福祉政策になってきて、本気で勉強しなくてはならない状況になってきました。できるだけ、研修会に参加したり、勉強会をしたり、施設見学をしたり、仲間の施設同士であつまって国会署名活動などにも参加したのですけど、やればやるだけ、ますます忙しくなってしまい、作業所でメンバー達と過ごす時間が少なくなってしまうのです。このジレンマをどう乗り越えて、本来の目的をはたすか? 今年は、おばさんの生き方そのものが問われる年になりそうです。 そっちこっちを突っ突いていたら、卵が生まれたということになればいいのですけどね。

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by donky_lonlon_2 | 2005-01-09 10:00 | おばさんのつぶやき
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